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第一回擬似フィールドワーク「神奈川トヨタ自動車」

更新日:2021年12月9日

コロナ危機下のフィールドワーク

 2020年、コロナウイルス流行の影響によりフィールドワークを行うことができません。そこで、荒川ゼミ第3期生は、普段と違った「疑似フィールドワーク」を行いました。オンライン会議の形で、未来の主流となる「テレワーク」を体験し、将来に活かすための知識を蓄え、貴重な経験でした。


KGU就職アドバイス会:神奈川トヨタ自動車㈱様

 神奈川トヨタ自動車㈱様に事業紹介及び就職指導について講演をしていただきました。

荒川ゼミでは、模擬(疑似)フィールドワークと想定して、オンライン講演を視聴し、調査・記録しました。以下に記録メモを公開します。


【概要】

日時:2020年11月30日

場所:各自自宅で視聴

形式:オンライン会議(テレワーク)

講演者:堀江まゆみ様(神奈川トヨタ自動車㈱ 人材開発部)

福田弘明様(神奈川トヨタ自動車㈱ 人材開発部)

福田友明様(神奈川トヨタ自動車㈱ 人材開発部)


【内容】(お話を記録し、その中からキーワードを抽出しました)

1)仕事、事業について

・信頼関係が大切

・日常会話でお客様の想いを感じ取る

・車ではなく、自分を売る。人で選ばれる。

・アフターフォローで長期的な関係が出来る。


2)お客様が送りたい「くるま生活」:以下を考慮する。

・家族構成

・趣味

・特別な使い道(キャンプ、バーベキュー、家族旅行など)


3)大切にしている考え

・仕事は自分磨き

・頭の中で天秤を思い浮かべ、左に「求めること」、右に「していること」

・上記の天秤が、釣り合いが取れてなければ、釣り合うよう時間を投資する。


トヨタモビリティ神奈川

 トヨタモビリティ神奈川は、トヨタ自動車のディーラーとして、人々との信頼、地域の活性化を重視し、様々なイベントを行っており、人々の生活を日々支えています。自動車を販売するだけではなく、会社の理念と思いを含めて、人々により豊かな生活を送り届けることを使命とする、トヨタのディーラーです。


ディーラーの仕事とは

 ディーラーという仕事は、大きく分けて自動車の販売とアフターサービス、二つあります。先ず販売について、ディーラーは自動車のメーカーから売上目標や仕入れ、在庫の量などの指示を受けられ、自動車を販売するために、試乗会やインターネットの活用など、様々な工夫をします。次にアフターサービスについて、自動車を購入した消費者に対して、車両のメンテナンスや点検などを行うことです。消費者の様々なご要望に応えて、しっかり対応し、信頼関係を築くことで、次に消費者が自動車を購入したいと思った時、また自分の販売店で購入してもらえるように努力しています。


自動車業界の未来

 自動車業界は非常に巨大な産業であり、近年、電気自動車、自動運転技術などが登場することによって、従来のハイブリッド車市場に対して衝撃を与える可能性があります。また、IT技術の発達により、インターネットへの常時接続機能を持つ「コネクティッドカー」の登場も、自動運転システムを含めて、次世代自動車とも言えます。更に、シェアリングの普及によって、自動車の販売台数が減少する可能性もあります。古往今来、自動車は人類の技術の進歩と共に発展してきました。自動車業界は今、巨大な変革期を迎えています。未来に向かって、メーカーたちは従来通り、車を作るだけではなく、モビリティーサービスを提供する会社になることは珍しくありません。神奈川トヨタ自動車も今年の5月から、社名を「トヨタモビリティ神奈川」に変更することも、時代の変革に応じるためでしょう。



自動車業界のフラッグシップ

 2019年のデータを見ると、日本自動車の売上高上位三社のシェアはそれぞれ、トヨタ:31%、ホンダ:14.5%、スズキ:13.9%であります。特にトヨタは二位のホンダより、販売台数が二倍超え、150万台を突破しました。神奈川トヨタの方々のお話を聞いて、高い売上の背後には、揺るぎなく、真摯な姿勢で顧客と築いた信頼関係と、どんな場面でも対応できる高いコミュニケーション力がサポートしていると実感しました。

(参考データのURL:https://motor-fan.jp/article/10013597)


(文責:肖 澤宇)

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